「…サーブが…アカンねん…。」
「?ああ、新しいやつか。…新しいやつアカンくて、ほんで今まで決まってた方のサーブも引っ張られて、なんか全体的にアカンくなってんねやろ?」
「…。」
「今までの二刀流で十分勝負できてたやん。別に新しいのやらんでも。」
「…けど…オルコフがやってんの見て、やりたなってもぉたんや。かっこ良かってんもん。やってみたいやんか。」
「やらなあかんーやったら、励ましたろかな思ったけど、やりたいんやったら勝手にせえや。欲張って自滅せえ。」
『ハイキュー』宮侑と宮治の会話です。
成長や成功を続ける為には、回復力が必要となります。
回復力を鍛える為に有効な方法が「科学者マインドセット」です。
「科学者のような考え方」を意味する言葉で、このマインドセットを持つ人は、世の中のトラブルを次のような視点で捉えます。
①問題を解くため為には、仮説と検証を繰り返すしかない
②失敗とは、新しく得られたデータの1つでしかない
上記のような視点を意識すると、しないとでは、大違いです。
「失敗したら、科学者のように考えよう」と自分に言い聞かせるだけでも、あなたが人生の挫折から立ち直るスピードは格段と早くなります。
科学的な実験においては、あらゆるパターンの失敗が何度も起こります。
「私は、失敗した事がない。ただ、1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ。」
この名言で有名なエジソンは、電球の開発までに、2,000個のフィラメントを無駄にしています。
このように、科学と失敗を切り離す事は、不可能な事なのです。
その為、科学者のマインドセットを持つ人は、失敗をただのデータポイントして扱います。
実験のプロセスにミスがあろうが、仮説とは異なる結論が出ようが、全ては最終的な答えに近づく為の必要なデータでしかありません。
このような失敗の捉え方は、一般的な失敗のイメージとは大きく異なります。
現代では、失敗を「自己の欠陥」と同等にみなす傾向が強いです。
それ故、多くの人は、挫折を無能の証拠であると思いがちです。
仕事でミスを1つしただけで「自分は駄目な人間だ」と責めたりし、失敗のせいで自らが欠陥品であるかのような気持ちになってしまいます。
失敗を無能の証拠のように捉えていたら、気持ちが落ち込むのは、当たり前でしょう。
その一方で、科学者にとっての失敗は、能力の低さを示す根拠にはなりません。
実験の失敗は、仮説のエラーを示す情報の1つでしかないのです。
その為、どのようなミスや間違いを犯そうが、それは答えに一歩近づいた証拠に過ぎません。
科学者マインドセットを、持ちましょう。
そうする事で、失敗に対するネガティブなイメージが変わり、どのような事にも挑戦する事が出来ます。
世界は、壮大な実験室なのです。