あの時そうだったら

 9月15日関ケ原の戦いの日に関ケ原に行きました。
 関ケ原の戦いの舞台に立ち、「あそこに小早川がいて、あそこに家康がいて、大谷はあそこで、宇喜多はあそこか。」と思いを1600年の関ケ原によせることは楽しいです。
 関ケ原の布陣を見ると西軍が勝利すべき戦いであるという考えは、現地に行くことで確信となりました。
 また、最近は歴史の舞台に足を運ぶと、「もしあの時そうだったら。」と考えることも楽しみです。
 仮に、関ケ原において西軍石田三成が勝利したらと考えると日本の姿は全く異なるものになったように感じます。
 首都は大阪であり、岐阜や滋賀ももっと大きな都市になったことでしょう。
 鎖国等はせず、外国との貿易にも積極的で、経済大国となり、文明開化も100年以上早く訪れたのではないでしょうか。
 三成が40代であることも考慮すると、日本は明治維新を待たずして官僚国家を作り上げたかもしれません。
 経済も米ではなく、貨幣となったことでしょう。
 「もしあの時そうだったら。」と考えることも楽しいです。