先日の渡部氏の会見を見て、私は不快な気持ちになりました。
その不快の対象は、マスコミ特に、芸能記者です。
いじめは、特定の1人を複数人が責め、それを周囲の人が笑ったり、見て見ぬ振りをして成立します。
あの会見は、まさに、いじめそのものでした。
汗がとまらなくなる等の身体的なサインが出ているにも関わらず、似たような誘導尋問を続け、「がきの使いじゃない。」等とくだらないギャグをし、それを笑う芸能記者。そのまま批判をすると自分が悪者になるので、質問に置き換え、皆の前で恥をかかせようという魂胆が見え見えの芸能記者。
1人の人が犯した過ちを謝罪し、前に進もうとしている足を引っ張ることに、どれだけの価値があるのでしょうか。
そもそも、人の不幸を探し、嘘も平気な芸能記者という仕事に、何の価値があるのでしょうか。
不倫をされた側が負う1番のダメージは、「自分は、不倫をされたと知られる。」ことです。
メディアは、渡部妻を褒めますが、それを報道することが、彼女を1番苦しめることになることを学習すべきです。もしかしたら、それを知った上で、あえて褒めているのかもしれませんが‥。
「いじめをなくすよう伝えるメディアがいじめをしている。」
もうテレビを観ることすら、嫌気を感じてしまいます。