ケアマネジャーの仕事をしていると人の最期に関わることもあります。
人の最期というのは、ドラマ等とは異なります。
本人に選択肢はなく、延命をするかどうか等の選択肢は周りの人にあります。
そして、周りの人その人との関係性により、その人の最期がポジティブなものか、ネガティブなものかが別れます。
私が関わる最期は、ネガティブなものが多いです。
音信不通の子どもや、その人の最期にも会おうとしない家族等、現実は冷ややかです。先日も「迷惑ばかりかける人でした。」とだけ言い、病院を後にした家族がいました。もちろん、過去に何があったのかまではわからないので一概に否定はできません。
しかし、家族であるのであれば、最期に関わる責任があると思います。
逃げ回るのではなく、関わりたくないなら、その理由を述べるべきです。
関わりたくないという理由だけで、その人の最期を私達に丸投げするのは違うのではないでしょうか。
加えて、病院に入院している人の支援をどれだけしても、私達に報酬は入りません。