だいたい高い

 世の中の商品は、だいたい高いと思います。
食品・衣服・保険・不動産等、どの商品を見ても、だいたい高いです。
 私がこの感覚を得たのは、20歳の時にインドに行った時です。
インドでは、リンゴが3円、カレーが8円で売買されています。
 インドで過ごした半月よりも、成田空港まで行く片道電車賃の方が出費が多かったです。
そして、インド・アフリカ等、海外を旅するようになり、何でも値切る変な癖がついてしまいました。
 これは、『地球の歩き方』に海外を旅するのであれば、現地の人は高値で売りつけてくるから、値切り交渉をするべきと記載されていたからです。また、海外を安全に旅するうえで大切なことに、「現地に溶け込む。そしてなめられない。」ということがあると感じます。
 その意味でも、値切り交渉をしていました。
しかし、周りを見ても、数多くの旅行者のなかでも、値切り交渉をしていたのは私だけでしたけど・・・。
 このような経験から、私の目には日本のものは、だいたい高く映ってしまいます。
そして、値切りたくなってしまいます。