…だから、僕は弱いんだ。努力したとか、全力を尽くしたとか、信頼とか、裏切りとか、余計なことばかり頭をよぎる…
…真経津さんは、もっと純粋に争う…
…敵に塩を送り続け、自らは喜んで毒を飲む。鼓膜を破り、血を流し、命を懸けて求めたものは、成長とか、真実とか、本質とか、そんな曖昧なものじゃなく、ただ一度だけ、敵に「ハズレ」のレコードを触らせること…

『ジャンケットバンク』御手洗の脳内言葉です。
♦カスハラという概念を盾に取り、企業努力を怠ってはいないか?
カスタマーハラスメント(カスハラ)という概念が、社会に定着して久しいです。
カスハラ:顧客や取引先等から従業員に行われる社会通念上不相当な言動・要求等により、従業員の就業環境を害するもの
たとえば、悪質なクレーム・脅迫・暴言等が、カスハラに該当します。
では、カスハラとクレームは、どのように違うのでしょうか?
クレームは商品やサービスの改善を求める意見や不満であり、カスハラはその範囲を超えた理不尽な要求や嫌がらせを言います。
私は、カスハラという概念が、社会に定着してきているのは、ポジティブな事であると思います。
私自身もカスハラに苦しんだ経験がありますし、あなた自身もカスハラに苦しんだ経験があるのではないでしょうか?
その一方、カスハラという概念が定着してきた事による弊害も感じています。
それは、従業員側がお客様に対して、責任や過度の理解を要求してくる事が多くなっている事です。
先日、あるアニメグッズショップに行きました。
そこで「ジャンプ作品のコミックス1冊毎・ジャンプ作品のグッズ500円以上購入事に、特典をプレゼント」という企画がやっていました。
私は、ジャンプ作品をコミックスをカゴに入れ、会計後に特典を貰いました。
しかし、購入したコミックスの数と、特典の数が、合っていません。
私が指摘をすると、その店員だけでは対応出来なかったのか、別の店員も出てきました。
そこで、私は、別の店員から「ジャンプ作品と書いてありますが、ヤングジャンプの作品は含みません。会計前に店員に確認してください。」と言われました。
私は、その店員の言葉に、非常に不愉快な気持ちになりました。
ジャンプ作品と書かれていれば、私のように、ヤングジャンプの作品も含まれると認識される方も多いと思います。
現記載:「ジャンプ作品のコミックス1冊毎・ジャンプ作品のグッズ500円以上購入毎に、特典をプレゼント」
改善案:「週刊少年ジャンプ作品のコミックス1冊毎・週刊少年ジャンプ作品のグッズ500円以上購入毎に、特典をプレゼント」
それであれば、上記のように、記載を改める等、すぐにお客様の責任や過度の理解を求めるのではなく、従業員・会社側が努力出来る部分に着目すべきであると感じるのは、私だけでしょうか?
さらに、私自身、購入前に店員に質問をし「集英社からのジャンプ作品が対象になります。」という返答も貰っていました。
カスハラという概念が定着する事は、ポジティブな事である。
しかし、カスハラという概念を偏った解釈をし、従業員や会社が努力すべき所を、すぐにお客様の所為にする事は、間違っている。
これが、現在の私の世界観です。
…僕は、言い訳ばかりしてきた…
…アレがないとか、これが足りないとか。時期が悪いとか、気が乗らないとか、バカみたいだ…
…強い人は、機を逃さず、なんだって使う…
…強くなるんだ。真経津さんの戦いを見続けるために…

『ジャンケットバンク』御手洗の脳内言葉です。
♦上に這い上がっていけるかどうかは、自分次第
自分がお金を稼げない理由を、親・育った環境・社会の所為にする人がいます。
残念ながら、これは科学的に正しいです。
その人の稼ぎの50%は、生まれた国で決まるからです。
ただ、日本においては、正しくはありません。
日本においては、お金持ちの親の元に生まれなくても、正しい努力と継続力さえあれば、お金を稼ぐ事が出来るからです。
「自分がお金を稼ぐ事が出来ないのは○○の所為」と自分以外の何かの責任にしているうちは、その人は、お金を稼ぐ事が出来ません。
その理由は「家庭が貧乏だった」等という事を、口実にして、努力する事から逃げているからです。
お金を稼ぐ事が出来る人は、どのような境遇からでも、自力で這い上がっていこうという前向きな姿勢を持つ続けています。
★赤ちゃんの時に、父が出て行く
☆母は再婚するが再び離婚し、貧困の為、親戚の家で生活を続ける
普通であれば、この息子は不良になったりして、悪い道に進み、人生が破綻していくと考えられそうですが、この息子は違いました。
☆母は、毎日早朝から息子を起こし、勉強を教えた
★母は、毎日自分を信じて自分の人生を切り開いていく事を大切さを教えた
この繰り返しにより、とても貧しい家庭であったものの、この息子は、自力で自分の人生を切り開いていく事が出来ました。
アメリカ第44代大統領バラク・オバマの物語です。
お金を稼ぐ事が出来る人は、たとえ、言い訳が出来るような環境であっても言い訳をせず「自分はどうすればいいのか」を考えます。
言い訳ばかりしている人が、成長出来ないのは、あなたも知っての通りです。
困難な状況であっても、それでも自分に出来る事を考えて、行動していく事が、お金を稼ぐために必要です。
これは、会社も同じ。
言い訳ばかりしているような会社程、業績が伸びません。
ミシガン大学の研究で、14の会社の年次報告書を24年分調べたものがあります。
★工場の爆発は、仕方のない事だった
☆ドルの価値が下がったので、業績が悪化した
上記のように、外的な要因に責任をなすりつけるような書き方をしている会社は、その1年後の株価が下がっている事がわかりました。
時には、責任転嫁も必要です。
常に、自分に責任を求めていては、長い戦いである人生のどこかの旅路で、心が壊れてしまうからです。
ただ、それでも、成長していきたい・お金持ちになりたいと思うのであれば、責任転嫁を常にするのではなく「自分に出来る事はないか」を常に考えるようにしていきましょう。
責任転嫁をする人と「自分に出来る事はないか」を考える人。
どちらが、10年後に成長し、お金を稼いでいるかは、火を見るよりも明らかです。