ないと知っている者が虚を創り、あると信じている者が虚を求める

 世界史におけるヨーロッパや現代でも続くマルチ商法や宗教団体の言葉を思い出してみましょう。  「金持ちや権力者は、汚いから地獄行きだけど、貧乏人は美しいから天国に行ける。だから、私達に財産を献上し、尽くしなさい。」  本当はあの世等不透明なものであると知っているのに、言葉巧みに騙し続けます。  しかし、極論すると、あらゆるビジネスは、大なり小なりこの本質に基づいて行われていることも事実です。  塾や予備校は、「悪い頭が良くなることはない。」と知っており、全員合格等できるはずがないことも当然理解しています。  CMを流すような企業も、「うちの服を着ても着なくても、モデルは何を着ても似合う。」ことを知っているし、「俳優がうちの安い車に乗るわけがない。」ということも知っています。  「ないと知っている者が虚を創り、あると信じている者が虚を求める。」  この真実を知るだけで、世の中に振り回されることがなくなります。