「ジョイボーイ、おれは‥お前と同じ時代に生まれたかった。とんでもねェ宝を残しやがって‥とんだ笑い話だ。ーなァみんな800年誰も行きつけなかったこの最後の島にこんな名前をつけねェか?ラフテル(LaughTale)と。」
『ONEPIECE』ロジャーの言葉です。
あなたは、1日何回笑っていますか?
おそらく、殆どの人は、自分で思っている程、日常生活の中で笑っていません。
微笑む位の事は、誰もが幼い子どもの頃からしていると思っています。
微笑むだけで、自分自身も気分が良くなり、他者からも感じの良い人であると思われやすくなります。
楽しそうに笑っている子どもが、側にいたら、誰もがつい微笑んでしまうのではないでしょうか?
子どもは、平均して1日400回位笑うとされています。
しかし、大人になるとその回数は激減します。
笑う回数が1日20回を超える大人は30%しかおらず、1日5回も笑わない大人が14%もいるのです。
あなたが、もし大多数の大人と同じであれば、平均で1時間に1回も笑わない事になります。
1952年メジャーリーグ選手のベースボールカードゲームに載った写真を見て、笑顔の選手と笑顔でない選手とで寿命に差があるかを調べる研究が行われました。
すると、笑顔の選手は平均79歳まで生きたのに対し、笑顔でない選手は平均72歳までしか生きられなかったという結果が出ました。
この研究をシンプルにまとめれば、笑顔であるかどうかで7年間寿命が変わるという事になります。
笑う事は、自分自身の気分を高揚させるだけではなく、免疫システムを活性化しストレスを軽減させ、血圧を下げ心臓発作を起こすリスクを低下させます。
これに加え、あなたが笑顔でいる事は、あなただけではなく、周囲にいる全ての人に良い影響を与えます。
何も言わなくても、笑っているだけで、人を安心させるし、親近感を抱かせ、人を元気づける事が出来ます。
スウェーデンの研究者の調査によれば、誰かの笑顔の絵を見るだけでも、その瞬間、口の周りの筋肉は笑う時のように上がるという事が証明されています。
あなたは、あなたが思っている以上に、笑っていません。
笑いましょう。
別に、内向的な人が、外向的な人のように振る舞う必要はありません。
静かな口調の中にでも、笑顔を作る事は出来ます。
あなたが笑った数だけ、あなたを応援してくれる人が増える事を約束します。