…実際、集中できるということは、ひとりきりでいられるということであり、ひとりでいられるようになることは、人を愛せるようになるための必須条件のひとつである。もし自分の足で立てないという理由で他人にしがみつくとしたら、その相手は命の恩人にはなりうるかもしれないが、ふたりの関係は愛の関係ではない。逆説的ではあるが、ひとりでいられる能力こそ、愛する能力の前提条件なのだ…
フロム著『愛するということ』の一説です。
恋人にしても、パートナーにしても、友人にしても、絶対避けるべき特徴を挙げるとするのなら、メンヘラでない事を挙げます。
メンヘラの特徴を下記記載します。
①感情の浮き沈みが激しい
②ネガティブで自分に自信がない
③人や物事へ依存し過ぎる
①~③のいずれかに、あなたやあなたのパートナーが該当する場合、あなたやあなたのパートナーは、メンヘラである可能性が高いです。
メンヘラの感染力は、コロナウイルスを上回ります。
メンヘラと共に長時間過ごしていると、あなたも、知らぬうちにメンヘラとなってしまいます。
精神疾患=メンヘラとは限りませんが、事実を率直に伝えるのであれば、精神疾患を持つ人にメンヘラが多い事も、事実です。
研究によると、精神疾患を持つ人と関わる仕事をしている医療・介護関係者は、そうではない医療・介護関係者と比較し、離職率が3倍も高くなるというデータがあります。
また、私自身が長年分析をしてきた結果では、メンヘラと貧困も比例します。
メンヘラの人は、人と長期的な関係を構築する事が困難な為、仕事も長続きせず、また衝動的な為貯金等も出来ず貧困になるという方程式が成り立ちます。
さらに、その原因が自分にあるにも関わらず、原因を常に他者に求め、改善する事もない為、自分は悲劇のヒーロー・ヒロインと言い新しい人に関係を求め、ただ被害者を多く出すだけという悲しい現実となっています。
仮に、そのような中で、子どもを産んだとします。
全てに該当するわけではありませんが、メンヘラが子どもにとって、良い子育てをする事が出来る可能性は低いです。
子どもにすら、依存をします。
また、悲しい事に、鬱病を始めとした精神疾患は、遺伝します。
つまり、精神疾患を持った親から生まれた子どもも、精神疾患を持つ可能性が高いのです。
ここで優しい言葉を掛けても、メンヘラはますます自分に聞こえの良い言葉を掛けるあなたに依存するだけです。
そして、1度でもあなたが、メンヘラが言ってほしい言葉とは異なる言葉を言うだけで、メンヘラはあなたを攻撃してきます。
私は、あなたが仮にメンヘラであるのなら、メンヘラから変わってほしいと思います。
私は、あなたが仮にメンヘラのパートナーに苦しんでいるのなら、メンヘラのパートナーから逃げてほしいと思います。
私は、あなたが仮にメンヘラの親を持ち苦しんでいるのなら、家を飛び出してほしいと思います。
まずは、あなたが強くなる事です。
優しさも、愛も、強さがあってこそ、後からついてくるものです。
まずは、あなた自身が強くなる。
それが1番の社会貢献です。