ほんとだったら、一番大事にしてくれるはずのお母さんが、私のことぶったり捨てたりしたから、お母さんにそんなことされる自分って、一体なんだろうって‥自分の価値がわからないんだよ。人付き合いもずっと怖いし、私なんかとは別の世界に生きてるんじゃないかって、そういう思い込みで、大事にしたかった人のこと切り捨てたりした6

 

 

  「私ずっと生き辛かったんだよ。叔父さん達は、実の子でもない私を育ててくれて、感謝もしてるけど、ずっと埋められない寂しさがあった。なんで私には、お母さんがいるのに、気にかけてすらもらえないんだろうって。」

 「だから、こうやって会いに来たんでしょ。仲良くしようと思ってるのに、変なこと言わないでよ。」

 

 

 「今またお母さんの気まぐれで、中途半端に優しくされたって意味ない。昔に戻って、一から私のこと、ちゃんと愛してよ。あの時の私がして欲しかったこと、あの時の私にしてよ。」

 「そんなこと出来るわけないじゃん。何言ってんの?」

 「ほんとだったら、一番大事にしてくれるはずのお母さんが、私のことぶったり捨てたりしたから、お母さんにそんなことされる自分って、一体なんだろうって‥自分の価値がわかんないんだよ。人付き合いも、うまくいかない。他人がずっと怖いし、私なんかとは別の世界に生きてるんじゃないかって、そういう思い込みで、大事にしたかった人のこと切り捨てたりしてた。」

 

 『明日、私は誰かの彼女』雪と雪の母の会話です。

 

 

明日、私は誰かのカノジョ」おすすめ漫画コーナー |ソク読み

 

 

 

 

 あなたも、これまでの人生において、性根の腐ったような人に、逢った事がある事でしょう。

 否、あなたの仕事場にも、そのような人が1人はいるのではないでしょうか?

 

  ♦家庭が上手くいっていない

 

 彼ら彼女らに、共通しているのは「家庭が上手くいっていない」という事です。

 どうやら、人は、家庭という基礎に問題があると、他の場所でも上手くいかないように、プログラムされているようです。

 

 

 ある母親は、子どもに対して、いつでも命令口調です。

 

  ☆「ご飯を食べなさい」

  ★「早く支度をしなさい」

  ☆「歯磨きをしなさい」

 

 そんな彼女から、先日「どんなに注意をしても、子どもがありがとうやお願いしますを言わないんです。」という相談を受けました。

 何が問題であるのかは言うまでもありませんが、彼女にはわからないようです。

 

 

  ♦子どもは、親の使っている言葉を使う

 

 私達大人は、相手が大人であれば、丁寧にお願いをします。

 しかし、相手が、子どもになった途端、命令口調になる大人が多いです。

 

 子どもにとっては、あなたが、大人相手に丁寧に話し掛けていても、関係ありません。

 子どもは、ただ、自分に対する親の言葉遣いを真似しているだけです。

 

 

  ♦あなたが子どもに対して丁寧に話さないのであれば、子どもが同じ事をしても責められない

 

 子どもは、敬意を払われる資格があります。

 その理由は、彼ら彼女らが、人間だからです。

 

 そして、あなたが子どもに敬意を払わなければ、子どもも、あなたに敬意を払いません。

 

 

 性根の腐ったような彼や彼女達は、子どもの時に、親から敬意を持って接して貰う事がなかった可能性が、非常に高いです。

 そのように考えると、彼ら彼女らを、見た目だけ大人になった「子ども大人」として観る事が出来、少し同情してしまいませんか?

 

 ただ、大人になってからも、育った家庭の所為にして生きる人は、私は好きではありません。

 大人になってからは、人生を共に生きるパートナーや、自分のする言動等は、自分自身で選択する事が出来るからです。

 

 そして、性根の腐った人の感染力はコロナウイルスを遥かに上回る為、性根の腐った人と一緒に過ごしていると、あなたのメンタルが崩壊してしまう可能性があります。

 その為、あなたのメンタルを守る術を学ぶ事は、あなたがあなたの人生を生きていく為に不可欠なものとなります。

 

 

 

 

  ♦メンタルが不調だったり、快調になったりする原因は、何でしょうか?

  ♦原因は「ストレッサー(刺激)」に対して、どのような認識をして下すかという「認知」が関わっています。

 

 特に強い「ストレッサー」を感じる時には、判断にも偏りが生じます。

 

  ☆何もしたくない

  ★不安が広がる

  ☆何をしても意味がない

 

 その結果として、上記のような思考がグルグルを頭の中を循環するという悪循環に陥ります。

 

 

 頭の中に自然に浮かぶ考えやイメージに注目し「認知の偏り」がある場合に「認知の偏り」から生まれた行動を、客観的・現実的に捉えて、偏った認知を変えていく方法があります。

 その方法を「認知行動療法」と呼びます。

 

 この続きは、また後程。