やったことは、例え失敗しても20年後には笑い話にできる。しかし、やらなかったことは20年後には後悔するだけだ

 

 「私は失敗などしていない。1万通りのうまくいかない方法を見つけたんだ。」

 エジソンの言葉です。

 

 赤ちゃんは、失敗を怖がりません。

 寝返りが上手くうてなくても、立ち上がりが上手く出来なくても、歩く事が上手く出来なくても、失敗を恐れる事なく、何度でもチャレンジをします。

 しかし、私達は物心がついた頃から失敗を恐れるようになります。

 この現象は大人になる程、顕著であり、大人は失敗を恐れるあまり、新しい事に挑戦する事を避けてしまいます。

 ただ、挑戦する事でしか成功する事は出来ません。

 そして、成功する確率を上げる方法は、多くの挑戦をし、多くの失敗をする事です。

 

 アメリカに、サラ・ブレイクリーという起業家がいます。

 サラは、20代後半で補正下着の会社を創業し、現在では50ヵ国以上の国で販売展開する世界最年少女性ビリオネアです。

 サラは、子どもの頃に毎日父親から同じ質問をされていました。

 「今日は、どんな失敗をしたんだい?」

 サラは、幼い頃からその日の失敗談を毎日父親に話しました。

 サラの話を聞くと父親は毎回「よくやった。」と褒めてくれ、ハイタッチをしたそうです。

 

 多くの人は失敗を恐れて、挑戦を避けますが、失敗したという事は、新しい事に挑戦をしたという事なのです。

 サラの父親のように、子どもに新しい事に挑戦をしてほしいと願う親は「新しい事に挑戦しなさい。」と言うよりも、失敗した事を褒めた方が、子どもは新しい事に挑戦するようになるのではないでしょうか。

 子どもの頃に「失敗してもいいんだ。」というマインドを持つ事が出来た子は、成長しても、失敗を恐れる事なく、新しい事に挑戦する事が出来ます。

 もしかしたら、失敗してもいいというマインドを作る事が、親が子どもに贈る事が出来る最高のギフトかもしれません。

 成功は、毎日新しい事に挑戦し続けた人が、たまたま失敗しなかった結果でしかありません。

 

 今日も新しい事に挑戦し、失敗を重ねていきましょう。

 私は、あなたの失敗を肯定します。