アップルのプレゼンテーションがなぜ人の心に響き、ユーザーの購買欲を高め、アップルを時価総額世界一の企業にまでしたのでしょうか。
その答えは、プレゼンテーションでの伝え方にあります。
アップルは、「Why」「How」「What」の順にプレゼンテーションを展開していきます。
多くの企業や人は、この展開と逆の展開により、プレゼンテーションを進めています。
「Why」では、我々のすることは全て、世界を変えるという信念で行っています。
違う考えたに価値があると信じています。
「How」では、私達が世界を変える手段は、美しくデザインされ、簡単に伝えて親しみやすい製品です。
「What」においては、こうして、素晴らしいコンピューターができあがりました。
購入したくなるプレゼンテーションです。
アップルから商品を購入したいと感じる人は、デザインそのものに共感するととももに、「Why」の信念に共感しているのではないでしょうか。
「Why」とはその会社や企業が持つ哲学です。経験だけではなく、哲学を語れる人の下に、人やお金は集まります。