アルコール依存症の人は2つの否定をします。
「自分はアルコール依存症ではない。」という否定と「自分はアルコール以外問題がない。」という否定です。
この2つの否定は、周囲から見れば間違っていることが多いです。
アルコール依存症の人は、周囲の期待を裏切ることが多いです。
「もう酒は飲まない。」と何度も約束をし、破ります。当然家族を始め、周囲の人は離れていき、孤独になります。
本来なら人は人との繋がりのなかで生きていくものです。しかし、アルコール依存症の人は自分とお酒との繋がりで生きています。
喜怒哀楽を経験する度に人ではなく、お酒と向き合ってしまいます。
人を繋ぐ道具であったお酒が、次第にお酒を繋ぐ道具に人がなっていきます。
アルコール依存症の人の平均寿命は、52~54歳だそうです。
アルコールとは慎重に向き合う必要があります。