イルカと、海へ還る日

 

 海に触れ合うと、懐かしいと感じるのは、何故でしょうか?

 

 昨日、横浜八景島シーパラダイスに行ってきました。

 振り返れば、昨日は、幸運が続きました。

 

 私の頭に描いていた道と違う高速道路を通った事で、お盆の帰省ラッシュピークの中、渋滞に巻き込まれる事なく、自宅から1時間で八景島に到着する事が出来ました。その一方、東名は7時頃から40㎞の渋滞になっていました。

 事前にチケットを購入していた為、八景島のチケット渋滞を回避する事が出来、朝一に開始されるペンギンとの触れ合いに間に合い、念願のペンギンに触れる事が出来ました。

 また、事前申し込みをするイルカとの触れ合いは全てSOLDOUTとなっていた為、イルカとの触れ合いは諦めていましたが、知る人しか知らない八景島の奥地にあるふれあいラグーンは朝一の時間帯には、ほとんどお客さんがいなかった為、予約なし・無料でイルカと触れ合う事が出来ました。

 人気のショーやレストラン等も、私達が席に着いた後は、いずれも席がなくなり、待ちの状態となっていました。

 さらに、帰りの高速道路においても、私の車の数分前に走っていた自動車が事故を起こした事が、2度ありました。仮に帰る時間が数分早かったら事故に巻き込まれていたかもしれませんし、帰る時間が数分遅くなっていたら確実に渋滞に巻き込まれていました。

 

 

 このように、昨日は、幸運が続きました。

 私は、勝手にイルカと触れ合った事による幸福感が、幸運を引き寄せてくれたのではないかと考えています。

 

 高校生の頃、好きな作家がイルカについて書いており、イルカが、自閉症や認知症等の人達の心を癒す力がある事を知りました。

 大学生の頃、同じゼミだった知人が、卒業論文にイルカと自閉症の子との触れ合いに関して、本をそのまま写したような内容の論文を書いているのを見た時に、どこか悲しい気持ちになった事を記憶しています。

 

 

 150人を対象に行ったイルカに関する研究があります。

 150人を3グループに分け、1グループはイルカの映像を見せる・2グループはイルカを触れ合う・3グループはイルカを泳ぐ事を実施して貰い、実験前と実験後の気持ちの変化を観察しました。

 すると、どのグループいずれも、不安等の気持ちは減少し、幸福感といった気持ちの増加が観察されました。

 中でも、イルカと触れ合ったグループの幸福感の上昇が最も高いものでした。

 

 私は、現在でも、イルカと触れ合った幸福感が続いています。

 時折、イルカを触れ合う事を、お勧めします。