インベスターZ

 先日三田さんの作品、モーニング掲載されていた『インベスターZ』が終了しました。
『ドラゴン桜』では受験、『エンゼルバンク』では転職、『銀のアンカー』では就活を描いた三田さんが今回挑戦したのは投資でした。
 日本一の進学校において、秘密裡に存在する投資部。その中学生1年生から高校生3年生までの計6人による投資部の運用利益により、授業料・職員給与・学食費・施設維持費等の学校運営をしているというぶっ飛んだ話です。
 振り返れば、私に学ぶことの意味を教えてくれたのは三田さんの作品でした。
ルソーやカントの作品よりも、大学で学ぶ社会学や経済学よりも三田さんの作品から多くを学びました。
 『ドラゴン桜』の冒頭、「世の中は頭の良い奴が都合よく生きられるように作られている。損したくなかったら勉強しろ。」この言葉を読み雷鳴が落ちたことを今でも覚えています。
 私が企業したことも、投資を始めたのも三田さんの作品の影響が大きいように感じます。
三田さんの次回作を楽しみにしたいと思います。