カムイホプニレ

 狩猟を日本語では、「動物を捕獲する。」と訳します。

 これに対し、アイヌ語では、「正しい人間には、動物側から矢に当たる。」と表現します。

 アイヌの考えでは、神と人は対等かつ、取引関係にあると考えられています。

 神は、神の世界では人と同じ姿をしていて、人の世界に来る時に毛皮等のお土産を持ってやってくるとされています。

 アイヌの世界では、生活のすぐ近くに神がおり、神とともに、生きています。

 異なる文化を知るということは、異なる考えや価値観を知ることに、繋がります。