6月29日、カナダのサーカス劇団シルク・ドゥ・ソレイユの運営会社が破産手続きに入ったことが発表されました。
コロナウイルスの影響で、公演の中止を余儀なくされ、収入が途絶えたことが原因です。
世界中の人が知るサーカス劇団でも、収入が4カ月程途絶えると破産になるという事実に驚きます。
シルク・ドゥ・ソレイユは、日本でも毎年のように公演をし、私も20歳の時、名古屋に観に行った記憶があります。テレビにおいて特集が多く組まれ、期待して行ったにも関わらず、正直期待外れであったような感想を抱いたことを覚えています。
その帰り、一緒に行った友人から、「私、夜になると死にたくなるの。」と言われたことの方が記憶に残っている程です。
コロナを機に、組織を考え直さなければなりません。
これまでは、大勢を雇い、右肩上がりの成長を望む時代でした。しかし、コロナにより、直接人を相手にした仕事が出来なくなると、多く雇った人員への給与という経費だけがかさみ、組織の命自体が絶たれてしまいます。シルク・ドゥ・ソレイユの破産も、多く抱える団員に給与が払えないことです。
これからは、年商1,000万円程で、大きな右肩上がりは望まず、1人か2人位で会社を経営していくスタイルが良いのではないかと感じます。