ストレスフルな状況に遭遇したとき、人はそのストレスに対処しようとします。
ストレスへの対処行動を心理学では、「ストレスコーピング」と呼びます。
ストレスコーピングには、「感情焦点型コーピング」と「問題焦点型コーピング」の2つがあります。
感情焦点型コーピングとは、自身の感情をコントロールすることにより、ストレスに対処しようとする方法です。
これに対し、問題焦点型コーピングとは、自身の行動により、ストレスの原因となっている問題を変えたり、消したりしようと
する方法です。
多くは、男性は問題焦点型コーピングを、女性は感情焦点型コーピングをとる傾向があるとされています。
このように、ストレスへの対処方法においても、男女においても異なる傾向にあります。