「ゾーンに入る。」スポーツ競技等において数年間使用されている言葉です。
スポーツを経験した方であれば、この感覚は理解できると思います。
空気がやけに静かで、アイデアが次々に浮かび、それを実行できるような感覚です。
私も高校時代どのようにしたらゾーンに入ることができるのかを日々模索していました。
しかし、日本人が世界で戦うのであれば、アマチュアスポーツのレベルを向上させたいのであれば、「ゾーンに入る。」という言葉を使用しない方がいいです。
理由は、世界最高基準ではないからです。
メッシやネイマール、アザール等は、どの試合でもボールを持つだけで決定機を作ることができます。
それもゾーンに入る等という特別な頻度ではなく、毎回です。
これを週2~3回世界中に注目される中で数年間繰り返しています。
年に2~3回程度注目される試合をするアマチュアスポーツでは「ゾーンに入る。」という表現は適当かもしれません。
しかし、フットボールを始めとするプロスポーツでは「ゾーンに入る。」という表現は適当ではありません。
日本スポーツの進化を願います。