ドラッグストアM&A合戦

 ドラッグストア業界が、大きく動いています。  6月、業界7位のココカラファインが、業界6位のスギ薬局と、経営統合への協議を開始しました。  同じタイミングで、元々資本業務提携を検討していた業界5位のマツモトキヨシとも、経営統合を含めた協議に入ると発表しました。  現在、3社統合は否定していますが、実現すれば業界トップに、躍り出ることが可能です。  そういえば、北区・荒川区等を中心に、42店舗を展開していた一本堂も、昨年3月にウェルシアの完全子会社となりました。  ドラッグストア業界は、年率5%の勢いで成長をしてきた有望なマーケットです。  昨年度は、百貨店市場と、ほぼ同規模の6兆円を超える市場となりました。  さらに、ドラッグストアだけではなく、今年4月には、出光興産と昭和シェル石油が経営統合しました。  石油業界は、最大手のJXTGホールディングスとの2強体制に、集約されました。  かつて、家電業界が再編され、おおよそ5社に集約されてきた歴史と似た所を感じます。  M&Aと言えば、聞こえはいいですが、極論を言えば、支配する側と支配される側に分かれます。  主導権を明確にすることが、M&A成功の鍵です。  しかし、支配される側の企業からすると、「やらなければ、良かった。」と思う日が必ず訪れます。  M&Aのメリットを享受し、最終的に勝者となるのは、どの企業でしょうか。