バルサから組織を見つめ直す

 13/14シーズン、チャンピオンズリーグにてバイエルンに大敗したバルサは、メッシに依存し過ぎないチーム改革に迫られました。

 そこで、バルサはネイマールを獲得しました。

 ネイマール獲得後、MSNがヨーロッパを制し、3人の力で勝つという奇しくもバルサらしくないでフットボールで、一定の成果を上げることが出来ました。

 しかし、ネイマールがパリに移籍をし、その物語は終了してしまいます。

 そこから経営陣は、既存の選手の要求通りに高額な年俸と長期契約を結び始めます。

 再び、チーム改革が叫ばれている現在、高額な年俸と長期契約による選手の高齢化が問題となっています。

 30歳を過ぎている選手に、同様の高額な年俸を支払うクラブを見つけることは、困難です。

 選手と契約を交わす時には、その時だけではなく、将来売却することも視野に入れ、年俸と契約期間を成約すべきです。

 フットボールチームを存続させていく為には、選手は商品であるという経営者の視点も必要となります。

 選手が経営者以上に力を持ってしまっては、組織の形を成すことが困難になります。

 そして、1人にそれを許すと、他の選手にも許さざるを得なくなります。

 バルサから、組織について、見つめ直すことが出来ます。