高校時代、サッカーの練習をしている時、あえてゴールに近い敵が多くいる所にパスをして、敵のディフェンスを崩そうとしたら部活の教員に怒られました。
教員は、「なぜそのような敵が多い所に出すんだ。」と言っていました。
私はあえてそこにパスを出し、そこからの折り返しが丁寧であれば、ゴールを奪える可能性が高まる旨を説明しましたが、理解してもらうことはできませんでした。高校時代このような教員の描くサッカーと私の描くサッカーに大きく乖離がありました。
その数年後、私が言っていたサッカーをバルセロナやスペイン代表が実践し、世界一を獲得しました。
私より上手い選手には何人も出逢いましたが、同じようなサッカーを描く選手や指導者には中々出逢うことはできませんでした。
今後、日本のフットボールを成長させるためにはサッカーをする上手さ以上に、サッカーを描くクレバーさが求められると思います。