プロフェッショナル仕事の流儀エレン・イェーガー

 

 「やりきる事じゃないですか。何があっても、何を言われようとも。すみません‥そんな事語る資格があるのかわかりません‥それでも、俺は、成功させなきゃいけない。俺は、ならなくちゃいけないんです。プロフェッショナルに。」

 「プロフェッショナルとは?」という質問に対するエレン・イェーガーの返答です。

 

 

 2023年10月23日『プロフェッショナル仕事の流儀』初となる試み、アニメの主人公を主役に迎え、エレンに完全密着。調査兵団の兵士として、運命に抗い続けた男の仕事の流儀に迫りました。

 『進撃の巨人』2013年4月にアニメ第1シーズンが放送され、2023年11月5日最終話が放送されました。

 『進撃の巨人』

 私をアニメの魅力に引き込んでくれた作品には、特別な思いがあります。

 

 

 エレンを主役にした『プロフェッショナル』において、エレンの人生を「戦いの螺旋」と表現する場面がありました。

 時を遡る事14年、2009年9月にも『プロフェッショナル』において、同様の言葉を投げかけられた男がいました。

 「闘いの螺旋、いまだ終わらず」偶然か必然か、エレンと井上雄彦の仕事の流儀が被った事に、私は喜びを感じました。

 

 「殺し屋たるもの、死に際のセリフは決めておかないとね。」

 『SAKAMOTO DAYS』xの言葉です。

 

 「ケイスケ・ホンダ。」

 2018年5月「プロフェッショナルとは?」の質問に、自らの名前を挙げた者もいました。

 

 

 多くの人の言葉は、必要以上に長く、普遍的であり、誰にでも当てはまります。

 私が刺さる言葉は、その人にしか当てはまらない言葉です。

 仕事においては誰にでも当てはまる普遍性のある言葉が、重宝されるかもしれません。

 しかし、誰にでも当てはまる言葉では、誰の心にも突き刺さりません。

 100人の頭で理解出来る言葉よりも、1人の心に突き刺さる言葉が、私は大好きです。

 

 若しかしたら『進撃の巨人』という作品も、そのような作品なのかもしれません。