マイナスの状況をプラスに変える力というのは生きていく上でとても大切な要素です。
歴史上の人物でいうと徳川家康が当てはまります。
やっと手に入れた浜松城を信長に奪われ、三方原で武田信玄に敗れ、秀吉からは駿府城を奪われました。
家康はそのいずれのマイナスの状況も、結果的にプラスに転換させます。
小田原攻めの一番の功労者であった家康に対し秀吉は、駿府から江戸に移るように命じます。
秀吉の思惑は力のある家康を当時の日本の中心地大阪・京都から遠ざけることでした。反乱の目をなくす目的です。
当時の江戸は、田畑や川しかない田舎でした。
家康は何十年もかけて、江戸を都市に変えていきました。
そして、家康死後も江戸は成長を続け、江戸は東京と名を変え、世界有数の都市になりました。
家康のマイナスをプラスに変える力、学ぶべきところがあります。