チャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグともに制したのは、ともにマドリードのチームでした。
特にレアルマドリードの3連覇は、偉業です。
チャンピオンズリーグは、9カ月かけ王座をかけて戦います。
ワールドカップ等とは異なり、運が良いだけでは勝てません。
チャンピオンズリーグを通して、フットボールの世界観が生まれます。
ペップバルサを通じポゼッションフットボールが世界中に広まり、BBCやMSNを通じ縦に早いフットボールが世界中に広がりました。
しかし、今回のマドリードからは新しいフットボールを感じることはできませんでした。
現在のマドリードは90分試合を支配するわけでもなく、前線の選手のみで試合を決めるわけでもありません。
それでもチャンピオンズでマドリードが負ける姿は想像しずらかったし、最期にはいつもマドリードが勝者でした。
パリもユベントスもバイエルンも届きませんでした。
マドリードの3連覇は何十年後かには、ロナウドとメッシの10年による分岐点となる結果なのかもしれません。
分岐点は負けが多いですが、勝者による分岐点があるのかもしれません。