ライバルの滅亡は、喜ばしいことではない

 戦国時代、最も衝撃的な出来事は、織田と武田が、同時期に滅亡したことでしょう。
 私の仮説ですが、武田が生きていれば、信長は油断することなく、本能寺にて最期を迎えることもなかったと考えています。
 人は、人の不幸に喜んでしまう本能があります。
 この本能を受容し、理性でコントロール出来る人が成功する人であると感じます。
 不祥事を自分事と受け止められる人は、批判等せず、冷や汗をかきながら、対策を立てるはずです。
 ライバルの滅亡は喜ばしいことではなく、その負の連鎖が自身にも襲い掛かるものであることを歴史から学ぶことができます。