昨日、精神障害に起因して認められた労災認定が過去最大の608件になったという発表がありました。
労災とは、仕事をしていく中で生じた負傷・疾病・障害・死亡を保障する社会保険制度です。
ちなみに、この保険料は給料からの天引きはされず、全て会社が負担しています。
精神障害に起因した労災認定とは、仕事が原因で精神障害を発症した人を指し、さらに、端的にいえば、仕事が原因で精神障害となり、仕事が出来ない状態になった人のことを指します。
この内訳は、パワハラが99件、事故・災害等に起因するものが83件、いじめ・嫌がらせが71件等となっています。
私は、この数は少ないと考えています。実態は、この100倍以上の精神障害を発症させるような出来事が仕事では生じています。
その対象は、職場の人間関係が最も多いのは明白ですが、お客様という立場を利用するかのようなハラスメントを繰り返すお客様も含まれます。
仕事で批判をされることは当たり前であり、批判をされるようになって1人前であると私は考えています。
しかし、この批判はお互いをリスペクトした上での建設的な批判です。
そうではなく、感情的に相手を傷つけるような批判は、相手にする必要はありません。ただ、そうは言っても、傷つくような事を言われて気にしない事等出来ません。仮に、気にしない振りをし続けても、それが蓄積してある日突然会社に行けなくなるような、うつ病のような症状になってしまいます。
フットボール選手のキャプテンマークにはリスペクトという文字が描かれています。
どのような関係においても、まずは、相手をリスペクトする気持ちを持たないと、日本中が精神障害を抱え、働く事が出来なくなってしまう人ばかりになってしまいます。
自分の一言が、相手の人生を崩壊させてしまう可能性があるという認識を持ち、リスペクトの気持ちを忘れない事が大切です。