リーダー

 橋本徹氏が、『プレジデント』にて、リーダーについて、思いを綴っていました。
 「リーダーには、誰もが好む言葉を発し、誰からも批判を受けない言葉を発し続けて、しかし自分では実行しないリーダーと、批判を受けながでも実行していくリーダーの2つのタイプがある。」
 橋本氏は、オバマとトランプを例に出し、リーダー論を展開していきます。
 前者の典型がオバマ、後者の典型がトランプです。
 オバマは、アサド政権も倒し、プーチンに対しては厳しい姿勢で臨み、IS(イスラム国)は壊滅させると言いました。
 これらの内容は、誰からも批判を受けませんし、この目標はどれも正しいことでしょう。
 しかし、現実的ではありませんし、誰からも批判を受けずに目標達成等、できるはずもありません。
 これに対し、トランプは、ISを倒す為に、アサド政権やプーチンと手を組みました。
 アメリカにとって、1番の脅威はテロリストであり、その代表がISだからです。
 このトランプの判断は、世界中から批判を浴びました。
 それでも、トランプはISを倒す為の現実的な決断をしました。
 その結果、ISはロシアの支援を受けたアサド政権からの攻撃により、壊滅的な状況に陥りました。
 私は、批判を受けながらも実行していくリーダーを支持します。