昨日、『クレヨンしんちゃん 野原ひろし』『アイアンマン トニースターク』等を演じた声優、藤原さんの訃報が届きました。
『Dr.STONE』『PSYCHOPASS』『ONEPIECE』等、私が夢中になっている作品にも数多く出演し、彼にしか出来ない魅力を作品に添えてくれていました。
その中でも、私の中で、藤原さんといえば、『HUNTER×HUNTER レオリオ』です。
どの作品の声をきいても、レオリオに聞こえてしまう程、藤原さん=レオリオのように感じていました。
また、藤原さんは、『HUNTER×HUNTER ヒソカ』『ハイキュー 及川徹』を演じる浪川さん同様、自ら会社を立ち上げ、代表取締役として会社経営もしていました。
プレイヤーと、マネージャー双方を、演じていました。
自らの声1つで、会社を経営するその声からは、社長からしか感じることが出来ない覚悟のような声を感じ取らせてくれます。
先日の志村けん同様、小さい頃当たり前のように観ていた野原ひろしの声も、亡きものになってしまいました。
しかし、彼が演じてきた魅力的なキャラクター達が、藤原さんを後世にも生かしていきます。
「記憶の彼方に 手を伸ばして 君のいる場所へと そっと誘って 表裏一体 やがて消えゆく定めと知った 故に絶対 この手だけは離さない」
がん闘病により、一時仕事から退いた藤原さんは、昨年から再び仕事を再開しました。
その想いは、『HUNTER×HUNTER』エンディング『表裏一体』の歌詞のようであったのではないかと想像します。