10年程前のチャンピオンズリーグ等の試合前や試合中の映像を見ると、対戦相手と目も合わさず、表情も硬い選手ばかりであることに気付きます。
この影響は、日本の学生フットボールにまで及んでいました。私が試合前に相手の選手と談笑していると「相手と話なんかするな。」と怒られました。
これを変えたのがロナウジーニョと最強バルサです。
ロナウジーニョは、フットボールに笑顔を与えてくれました。フットボールは楽しいものであると、世界中に伝えてくれました。
そして、最強バルサがフットボールは肉体の戦いや気持ちの戦いではなく、技術と戦略であることを結果と内容の双方により、世界中に認識させました。
フットボールが技術と戦略であるなら、相手と談笑しようが何の影響もありません。
むしろそのように互いが認め合うなかで、フットボールをした方が双方にとって良い影響を与えます。
ロナウジーニョと最強バルサがフットボールに与えた影響は絶大なものがるのではないでしょうか。