一緒にJKやろうぜ2

 

 「私、昨日こんな事があってね。」

 「うんうん。あ、あのメイク、可愛くない?」

 「聞いてよ。彼氏がさー。」

 ファストフード店等に何となく集まってお喋りをしている若い女性の会話は、大体上記のような感じです。

 

 他の人の話を熱心に聞いてもいないし、誰かの話に乗っかるわけでもなく、それそれが好き勝手に喋っています。

 話が上手いとか下手とか、聞くのが上手いとか下手とか以前に、もはや会話として成立しているのかどうかも怪しいです。

 しかし、それでも彼女達は盛り上がっています。

 

 私は高校時代、友人の女子に「何がそんなに楽しいの?」と質問した事があります。

 当時の私の価値観では、部活も、勉強も、趣味も特に何かに打ち込んでいるわけではない彼女達が、誰よりも楽しそうに高校生活を送っている事が不思議で仕方ありませんでした。

 彼女から返ってきた返答は「わかんない。考えすぎでしょ。」でした。

 

 

 昨今コミュニケーションを題材とした本や動画、研修等が世の中に溢れかえっています。

 私は、日本人が考えるコミュニケーション、コミュ力は少しズレているのではないかと考えています。

 日本におけるコミュ力は「その場の空気を読んで相手と話を合わせられる事」「上手く同調出来る事」「相手にマイナスなイメージを与えない事」等が評価されるケースが多いと思います。

 そのコミュ力の積み重ねから得られた人脈という武器が、日本において最も重宝されます。

 高齢者ばかりの政治家だったり、高齢者ばかりの経営者や役員等を見ていれば、これが日本の縮図である事は理解しやすいと思います。

 もちろん、人脈は大切ですが、私は人脈よりも実績の方が大切であると考えています。

 つまり、仕事の場合において相手と仲良しかどうかは、極端に言えばどうでもいいのです。

 仲が良いに越した事はありませんが、どんな相手でも、自分にとって利があるのであれば仕事をしていく事が、仕事の本質であり、実績を出す為に必要な事です。

 「誰と誰が仲良しか」ではなく「仕事において何を提供してくれるのか」の方が大切であると思います。

 

 

 話が少々ずれましたが、上記の女性達は会話が成り立っていないにも関わらず、盛り上がっているのだから、そのコミュニケーションに満足しているはずです。

 コミュニケーションとは、突き詰めればどうでもいい会話を集めたようなものです。

 コミュニケーションは、そもそも会話のキャッチボールをする必要すらない場合もあるのです。

 しかし、それを理解している人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

 相手の意図をきちんと理解して、然るべき所にボールを返さないと意味のある会話にならない等という固定観念を持っている人は意外に多いものです。

 そのような人に限って「どうでもいい会話についていけず、コミュニケーションが上手く取れない。」等と悩んでいたりします。

 コミュニケーションは、あなたが考えている程、奥深いものではありません。

 若い女性を見習い、もっと気楽にコミュニケーションをとってみて下さい。