石田三成と言えば、頭はきれるが、戦いが苦手な嫌われ者という世間の評価があります。
歴史とは、勝者の歴史であるため、仕方ない部分もありますが・・・。
しかし、私は三成の功績は現代社会にまで活かされていると感じています。
たとえば、太閤検地です。
検地以前は、日本において共通の長さという概念はありませんでした。つまり、その領土ごとに長さの単位がバラバラでした。
そこで、「尺」という全国共通の長さの単位を作りました。
これにより、田の面積に応じ、平等に年貢等を納めることができるようになりました。
また、太閤検地以降は、耕作者が直接領主に年貢を納める仕組みに変わりました。
これにより、中間搾取する人達も撤廃されました。実質、耕作者達の負担は軽減されました。
このように、三成の功績は現在の税制度等の始まりのようにも思えます。
三成の功績は、現在にも受け継がれているのではないでしょうか。