三日月宗近

 昨日、東京国立博物館に「三日月宗近」を観に行きました。

 三日月は、数ある日本刀の中でも、特に名刀と名高い天下五剣の一振りに数えられています。

 三日月の最大の特徴は、その名の由来にもなった三日月形の打ちのけです。打ちのけとは、刃の模様を意味します。

 天下五剣の中でも、最も美しいと評される刀身の優美な太刀姿と刃の縁に沿って浮かび上がる三日月形の文様は観る者を魅了します。

 また、私が三日月を観た昨日、偶然にも、大河ドラマ『麒麟がくる』にて、三日月を所持していた室町幕府13代征夷大将軍足利義輝が暗殺されました。

 義輝は、自ら戦う将軍でした。10,000人もの裏切りの敵に囲まれながらも、30人もの敵を討ちとったと伝えられています。

 その後、三日月は、豊臣、徳川と渡り、東京国立博物館に寄贈されます。

 平安時代から、生き続けている三日月から、歴史の吐息を感じることが出来ます。