三英傑の女性の好み

 信長、秀吉、家康の三英傑それぞれ女性の好みを見ると、三英傑のパーソナリティを知ることができます。
信長は、美しい女性を好みました。信長にとっては、その女性が自分から見て「美しい」かどうかが重要であり、身分が高いとか子どもを産む等よりも自分の頭の中にある「美しい」という価値観が大切でした。
 秀吉が好んだのは、高貴な女性です。信長の関係者や公家の娘、旧室町幕府の名門大名の娘ばかりを周りに集めました。
秀吉が欲したのは、権力と富と地位という、庶民の欲望の象徴でした。
 家康は、子どもを産む女性を好みました。
つまり、女性や子どもを政治の道具として捉え、自己の権力と徳川家の存続を図ることに徹したのです。
 信長は「美しい女」、秀吉は「高貴な女」、家康は「産む女」を好みました。
女性の好みからも、三英傑のパーソナリティを観ることができます。