上杉謙信が天下統一できなかった理由

 人に頼られれば、誰でも助けにいき、戦において生涯で70勝以上の勝利をし、毘沙門天とも言われ現在語られる上杉謙信は英雄そのもののです。
しかし、謙信が天下統一を果たすことはできませんでした。
 昨日ずっとその理由を考えていました。
私が考えた理由は、謙信の人を信じ過ぎる人の良さと天下という広いビジョンを描けなかったことの2つです。
謙信は謝罪をすれば誰でも許してしまう甘さがありました。そして、自身を毘沙門天の化身だと思っていたのみで、他者も自分のことを毘沙門天の化身であると思っているに違いないと信じていました。
 しかし、人が動くのは欲や利益です。人の欲を制度化することができなければ、天下という大きな国の経営をすることはできません。
戦国時代であれば、欲とは国を治めることです。武功をあげた者に国を与えるという人の欲を満たす制度を謙信は考えられませんでした。
また、自身を毘沙門天の化身と言っているのであれば、嘘を言い伝え、自らを神のような存在にしていく必要があります。
 天下統一を果たすには、武力と政治力の2つが必要です。この2つを満たすのが徳川家康です。
戦国時代の英雄上杉謙信、天下統一を果たせなかったとしても、謙信のいない戦国時代はつまらないです。この事実だけでも謙信の魅力がよく伝わるのではないでしょうか。