不正という合理的な判断

 東芝、神戸製鋼、日産等、企業の不正が後を絶ちません。
仕事をしている方なら、わかると思いますが、同じ企業内で不正を指摘しないということが合理的なことであることが多いです。
 不正を指摘することで職場で孤立する、上司に目をつけられる等、デメリットは数多くあります。
このようなことを考え、合理的な人程指摘をしないという決断に至ります。
 そして、それが1年・2年と続いていくと、不正という意識すらなくなります。
空気を読むことが常態化している日本人の不正をなくすのは、相当難しいのではないかと感じます。