アフリカ滞在中、チーターを観ることはできませんでした。
あまり知られていませんが、チーターは絶滅危惧種に数えられています。
チーターの狩りの成功率は、陸上動物では群を抜き、50%にもなります。
チーターはネコ科の中では珍しく、足の爪を隠すことができません。
この爪がスパイクの役割を果たし、時速100キロメートルもの速度で走ることができます。
狩りの成功率50%を誇るチーターですが、チーターには敵が多いです。
狩った獲物は、ライオンやハイエナ等に横取りされることが多く、子どもの大半もライオンやハイエナに殺されてしまいます。
速く走ることに特化したチーターは、無駄な筋肉をなくす進化を遂げてきました。
そのため、力で劣るため、ライオンやハイエナと戦うことができなくなりました。
先日、東部動物公園でチーターを観ましたが、その姿は美しかったです。
強さの裏に弱さがある、チーターだからこそ、さらに美しく映るのかもしれません。