人の一生は重荷を負って遠き道を行くが如しいそぐべからず

 徳川家康は、6歳から19歳まで、人質として生活をします。  桶狭間の戦いにて、信長が勝利すると、その後は、信長と同盟を結びます。  信長との同盟関係は、20年以上続き、その間家康は、信長に尽くしました。  信長死後は、秀吉が政権を握ります。  家康は、秀吉にも尽くし、秀吉の臣下となり、焦らず時を待ちました。  秀吉死後、関ケ原の戦いを経て、家康は征夷大将軍となり、江戸幕府を開きます。  その時、家康は61歳です。  驚嘆する程の、長期的視野です。  このことから、どのような難問も、長期的視野を持つことでクリアする可能性がなくならないことを学ぶことができます。  仕事にしても、勉強にしても、焦るあまり、直ぐに諦めてしまうことがあります。  直ぐに、成果を得られなくても辛抱強く継続することや、時期を待つことは、難しいことです。  しかし、家康の人生を思い出し、長期的視野を持ちながら、毎日少しずつ挑戦を続けることも1つの選択肢かもしれません。