人の脳は1人の人の話をずっと聞いていられない

 昨夜、小池さんの会見を15分程観ました。

 そこで、感じたのは、1人の人間が、ずっと話している姿を聞いていても、何も頭に入ってこないという事実です。

 10分程話を聞いた後に、最初に何を話していたかを覚えている人はいないでしょう。

 もちろん、小池さんは話が上手いことは確かですが、どんなに話が上手い人でも1分以上ずっと1人で話をしていては、それは自己満足となってしまいます。

 さらに、私達は、毎日ユーチューブ等で、本当に話の上手い人の話を聞いてしまっています。

 どのような話も、1分以内にまとめる、もしくは他の人が話す、映像に切り替える等の工夫をする必要があります。

 私は、政治家の会見を見る度に、思考が古いのではと感じてしまいます。

 演説が上手いことが、リーダーの必須条件では、もはやありません。会見を見る度に「はたらき方改革」が最も必要なのは政治家ではないかと感じます。

 「多くは語らない。俺を見ていてくれ。」

 『僕のヒーローアカデミア』エンデヴァーから、演説では伝えたいことだけを端的に伝える方が、人の心を動かすことを学ぶことが出来ます。