ビズネスにおいて、人の話を聞く方が話すよりも大切と言われ、久しいです。
これは、もちろん正解だと思います。
私自身、高校時代聞き役に回ることで、いい人・優しい人という評判を得ることができました。
新選組のことを考えると、彼らは聞くことができなかったのではないかと仮設をもちました。
おそらく、彼らにも幕府の衰退や殖産興業の必要性等を話した人がいたはずです。
しかし、彼らは自身の自己肯定感を否定することはできませんでした。
もしかしたら、隊を脱退すると切腹というような新選組をまとめ上げた鉄の掟が足かせになったのかもしれません。
人の話を聞く時には、過去の自身の自己肯定感を否定することもできるという前提で話を聞く必要があります。
そうすることで、新たな哲学や考え方を自身のものにすることができます。