人は幸福よりも、不幸を強く感じる

 お金を使う目的を聞かれたら、不快を取り除く為と答えます。

 人は、幸福を感じるよりも5倍不幸の方を強く感じるというデータがあります。

 つまり、1回不幸に感じることがあったら、幸福を感じることが5回続かないと、気持ちの平衡を保つことが出来ないということです。

 仕事においては、これよりも高く、幸福を感じるよりも6倍不幸を強く感じます。

 たしかに、その日の仕事を振り返ると真っ先に浮かぶことは、嫌な記憶です。

 クレーム対応や取引先の高圧的な態度等があると、その日にどのような幸福なことがあっても、気持ちはどうしても、そちらに持っていかれてしまいます。

 人は、幸福よりも不幸を5倍以上感じることを理解すると、転職や起業をする時等には、給与や仕事の裁量権以上に、自身が不幸に感じることはないかを探すことの方が大切になります。