「人生がどんなに酸っぱいレモンを差し出しても、レモネードを作ることはできる。」
『This is Us 36歳、これから』のセリフです。
人生において、最も上手に酸っぱいレモンをレモネードに変える事が出来る存在は、赤ちゃんであると感じています。
また、成功者や幸せそうな人、成長し続ける大人を見ていても、赤ちゃんと同じ特徴や性質を持っている事が多いです。
それらの特徴を私は「赤ちゃん脳」と呼んでいます。
赤ちゃん脳の特徴を以下に挙げます。
①常に素直である
成功者や成長者は、赤ちゃんのように、とても素直です。
素直は人は、人や本、アニメ等から得られた価値のある意見を、自分の思考や行動に取り入れる事が出来ます。
価値のある意見を自分の思考や行動に取り入れるという事は、変化出来るという事、つまり成長する事が出来るという事と同義語です。
これに対し、素直でない人は、自分の思考や行動に固執し、変化出来ないという事、つまり成長する事が出来ないという事と同義語です。
②常に学ぶ意欲を持つ
成功者や成長者は、学ぶ事に貪欲です。
私は初対面の方に「最近読んだ本は何でしょうか?」と質問をします。
この質問に対し、50%程度の方が「最近、本は読んでいません。」と答えます。
学ぶ意欲がある人は、新しい知識・経験・思考等を取り入れようとし、変化を好みます。
本能で自然の摂理である常に変化し続ける事だけが不変であるという無常を理解しています。
これに対し、学ぶ意欲がない人は、現在の自分の知識・経験・思考等を変える事を拒み、変化を好みません。
変化を拒む人は、変化し続ける事が自然の摂理であるにも関わらず、自然の摂理に抗う事こそ、最も自分を苦しめる事になる事に気付いていません。
③好奇心旺盛
成功者や成長者は、赤ちゃんのように好奇心旺盛です。
赤ちゃんは、どのような物にも手を伸ばします。
大人に対し、他者が与える事が出来ない事の1つに好奇心があります。
学ぶ事の一歩目は、好奇心です。この好奇心がない人に対しては、こちらがどのように話をしても、その話が届く事はありません。
「私には特別な才能等ありません。ただ、ものすごく好奇心が強いだけです。」
アインシュタインの言葉です。
赤ちゃんのように好奇心を持つ事は、他者から得られるものではありません。大人の好奇心は育てる事が出来ないのです。
大人になったら、自分自身で好奇心を育てる事が、成功者や成長者になる為に必要な事です。
④全ての対象を師とみる
成功者や成長者は、あらゆる人や物、物語等から良い所を吸収し、学ぼうとします。
どれだけ成功や成長をしても、自分の知らない事や価値のある話、好奇心が惹かれる話には、謙虚に向き合います。
偉そうな赤ちゃんや威張っている赤ちゃんは、いません。
赤ちゃんは、世の中のあらゆる人や物、物語等から良い所を吸収し、学ぼうという姿勢があります。
これは、全ての人や物、物語等を師とするという意味ではありません。
あなたを批判する人や悪口を言う人、行動せず口ばかりの人の意見等は、スルーでいいです。
また「何故、この人はこんな話をするのだろう?」等と感じる人がいたら、それはあなたのデータ収集の場であると割り切り、そこで得られたデータを他の場面であなたが良いものに変換し、活用していけばいいのです。
⑤善悪の判断をしない
赤ちゃんには「こうすべき」「こうあるべき」「こうしないといけない」等という固定観念がありません。
その為、他人を責める事も、自分を責める事もありません。
赤ちゃんは、善悪の判断をしません。
その為、身体のあらゆる部位から様々な液体を出しまくっても、泣きまくっても、自分を責めて罪悪感に苦しむ事もないのです。
これは、成功者や成長者にも見られる特徴です。
赤ちゃんのように物事を善悪で判断せず、常にありのままに物事を見る人が成功者や成長者なのです。
赤ちゃんのイメージは「可愛らしさ」「愛らしさ」「無垢」等があります。
脳のイメージは「賢さ」「カッコよさ」「知性」等があります。
相対するこれらのイメージである「赤ちゃん脳」を持つ人が魅力的である事は間違いありません。
そして、魅力的な人とは、成功者や成長者の事を呼びます。