人生は凪の海ではなく、結婚は永遠に愛される保証でも権利でもなく、家族という器は頑丈ではなく、ちょっとしたことでヒビが入り、大事に扱っているつもりが、いつの間にか歪んでいることもある3

 

 悲しみを怒りに変えて、伝えるのをやめましょう。

 自分の気持ちをわかって貰えて当然だと思うと、悲しみは怒りに変わってしまいます。

 素直に悲しみのまま、あなたの気持ちを伝えれば、その気持ちをわかってくれる人がいます。

 

 

 年上や目上の人を敬うのは、その経験や知識から、多くの事を学ぶ事が出来るからです。

 何も学ばずに年齢を重ねただけの人からは、あなたが学ぶものは、何もありません。

 ただ年齢を重ね、人生を浪費しただけの人に、敬意を払う必要はありません。敬意を向ける相手を選びましょう。

 

 

 

 その人を形成しているものは、何だと思いますか?

 私は、記憶であると仮説を立てています。

 自分が自分であり、過去の記憶と現在の記憶を繋げる事で、今日もあなたは、あなたとして生きていく事が出来るのです。

 

 では、記憶は脳のどの部位で担われているのでしょうか?

 「長期記憶」は、脳の前頭葉により、保たれています。

 そして、面白い事に、前頭葉では、「長期記憶」の他に「人格」「情緒」「行動」を調整しています。

 

 

 つまり、「長期記憶」の情報を基に、その人の「人格」「情緒」「行動」が決められていると推測する事が出来ます。

 「長期記憶」が怒りばかりであれば、怒った「人格」「情緒」「行動」を取る人になります。

 「長期記憶」がポジティブなものであれば、ポジティブな「人格」「情緒」「行動」を取る人になります。

 

 私は、ポジティブな「長期記憶」の基に、ポジティブな「人格」「情緒」「行動」を取る人になりたいです。

 あなたは、どちらを選択しますか?

 あなたの人生は「長期記憶」で決まります。