「人間ってのは、問題が次から次に起きるのがある意味当たり前の生き物で、ついつい解決しちゃいたくなるもんだけど、けっこう周囲はその問題込みで、受け入れてくれていたりする。逆に解決したことで、別の問題が深刻化したり、自分から新しい問題に首を突っ込んでいったり。そうして問題をずっと先送りし続ける。問題こそが人生なのかもしれない。」
『化物語』阿良々木暦の脳内言葉です。
うつ病に苦しむ人、うつ病になった人への支援に苦しむ人は、多いです。
4人に1人がうつ病になる現代、誰もが人生の中で一度は、当事者として、または当事者を支援する立場として、うつ病と向き合う時代です。
うつ病になりやすい人の特徴が、様々な研究により出ています。
1位:過去について考える事が多い。
2位:野菜や果物を食べない。
3位:運動不足。
4位:睡眠不足。
5位:スマホやパソコン等、スクリーンを見る時間が長い。
上記がうつ病になりやすい人の特徴です。
もちろん、うつ病には遺伝的要因が多分に関わる為、上記の要因が全てではありませんが、上記の要因に複数該当する人は、注意が必要です。
そして、うつ病になりやすい人の特徴を理解したら、その対策を取ればいいのです。
過去の事を考え過ぎず、野菜や果物を摂取し、運動をし、8時間以上睡眠をとり、スマホやパソコンを見過ぎないような生活を送ればいいのです。
1位の過去を考えすぎる事を反芻志向といいます。
反芻思考は、自らネガティブの渦に巻き込まれるような自傷行為に近い危険な思考です。
たとえば、上司から怒られたとします。
反芻思考を持つ人は、上司に怒られたという出来事を考え続け、次第に上司は自分の事を嫌っているという妄想をくっつけます。
さらに、上司は嫌がらせをしてきて、上司以外の他の人も皆自分を嫌っている等、次々と新たな妄想を付け加えていきます。
笑ってしまうような話ですが、程度の差こそあれ、私達は誰もが、このような反芻思考を持ち合わせています。
まず、反芻思考がある事を受容し、その対策を科学的な根拠の下に実施していく事が必要です。
阿良々木の言葉通り、問題が次から次に起きるのが人間であり、それが人間のデフォルトです。
それであれば、問題との向き合い方が、大切になってきます。