介護職は、「過程」を大事にすると言われます。
医療職は、「結果」を大事にすると言われます。
このように、介護と医療という近い分野の仕事においても、仕事観は異なります。
仕事観の違いは、当然仕事に取り組む姿勢にも違いが生じます。
具体的には、人との関係性の作り方が異なります。
たとえば、初対面の方と会う時、介護職の方は対象者との関係性を重視するため、対象者の家族関係・仕事・趣味等の
話をし、その人の得意とする部分を探し、そのから関係を築こうとします。
これに対し、医療職の方は、いきなり困っている部分や病気にアプローチしていきます。
その場に同席していると、初対面の方にそんなこと聞くの?と驚くことも多々あります。
このように仕事により、その人の置かれた環境により、仕事観は異なります。