松下幸之助を敬う人、特に敬う高齢者は多いです。
私は、松下幸之助は性善説を唱えているような気がしてあまり好みませんでした。
20歳の時に松下幸之助の本を数冊読みました。
そのなかで、印象に残っている言葉が1つだけあります。
「成功する人は運がよく見える人である。」という言葉です。
この言葉を20歳の時には、信じられませんでしたが、現在ではその通りであると感じています。
さて、松下幸之助を「経営の神様」等という方は数多くいますが、その方達に話を聞いても何をもって経営の神様なのか答えは返ってきません。
そのため、私なりに調べました。
松下幸之助の優れた点は、代理店販売網を築いたことではないでしょうか。
現在でいうセブンイレブン等に代表されるコンビニと似た手法です。
代理店販売網による売る力で、他者が開発した新製品に一工夫をした商品を開発、販売することで後追いでも販売力で競り勝つ販売戦略を生み出しました。
従業員をクビにしない等は、当たり前のことであり、それをもって経営の神様というのはおかしいです。
他にもあるのかもしれませんが、代理店販売網による販売戦略が松下電機の優れた所であったように感じます。