会社の為に働くのではなく、自分の為に働く

 「決勝だ。勝っても負けても最後だ。迷ったら判断は任せる。誰かのためなんて思わなくていい。テメエの利益のために動いてくれ。それがチームのためになると信じている。俺の哲学だ。全責任は俺が持つ。好きにやれ。」

 『DAYS』試合開始前の水樹の言葉です。

 日本では、会社の為に身を粉にして働くことが美徳であるかのように思われています。

 しかし、会社の為に働いてはいけません。

 滅私奉公の精神は、必要ありません。

 では、誰の為に働くのがいいのでしょうか?

 それは、自分の為です。自分の為に働いてくれた方が、会社にとっても好都合です。

 自分の為であれば、本気で仕事に取り組むことが出来ます。

 会社の為と言われても意欲は湧きませんが、自分の為と思えば、手を抜くこと等出来なくなります。

 政治家が、お金を好きに使うのは、自分のお金ではないからです。自分のお金であれば、意味のない建物や道路等を作ること等、決してありません。

 メンフィス大学で、16の会社で働くセールスマン1,300名にアンケートを配布した実験があります。

 その結果、会社の為に頑張る人よりも、自分の為に頑張る人の方が、セールスマンとしてのパフォーマンスが高いことがわかりました。

 自分の為に頑張る人の方が、セールス能力が高く、お客様との関係構築する技術があり、計画性や段取りをする力等も高かったのです。

 自分の出世や昇給等に繋がると思えば、自然とモチベーションは上がります。

 自分の為になるのなら、セールス能力を上げよう、お客様との関係構築をする技術を磨こう等と思うものです。

 これに対し、会社の為に働く人は、自分の技術や知識を伸ばそうという気持ちになりにくいです。

 会社の為に1人で頑張っても、会社の利益がすぐに上がるわけではありません。会社は、自分1人で成り立っているわけではないからです。

 会社の為に頑張って働いても、目に見える利益が上がらないと、やる気をなくしてしまいます。「自分1人頑張っても、意味がない。」等と諦めの気持ちになることも理解出来ます。

 日本の多くの会社員や公務員等が、このような気持ちを持ちながら、働いているのではないでしょうか。

 会社側から見ても、自分の為に働いてくれ、会社により多くの利益を還元させてくれる会社員の方が、有り難い存在です。

 会社の為に頑張ろうという心掛けは、立派に見えますが、それでは本気で仕事に取り組むこと等出来ません。

 会社の為ではなく、自分の為に働きましょう。