伝説と現実

 伝説というと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
私が思い浮かべるのは、「ペップ・バルサ」と「白ひげ」です。
 オリンピック等を観ていると、内容と結果が伴うパフォーマンスをすることはとても難しいことがわかります。
内容と結果を出し続けた伝説のチームが、ペップ・バルサです。
 ほとんど全ての試合で70%以上のポゼッションを図り、ハーフコートゲームを展開していました。
それがリーグ戦の1試合であろうと、チァンピオンズリーグ決勝であろうと、「バルサはバルサ」でした。
 その点、今のバルサを観ていると現実的な部分もあり、少し寂しい気持ちになることがあります。
バルサの魅力は、小さな身体的に恵まれない選手がボールさばきのみで世界一になれるという「希望」でした。
 何故か、オリンピック等を観ていると、「ペップ・バルサ」を振り返りたくなってしまいます。