何か違うんだよな

 私は、中学・高校・大学時代、居心地がいいと感じたことは1度もありませんでした。
他の友人からは楽しそうにしているように見えたかもしれませんが、私の心はいつも「何か違うんだよな。」という思いでした。
 たとえば、私は学生時代サッカーに夢中でした。
しかし、周りの友人とサッカーに対する気持ちの違いに気付きました。
ほとんどの友人の目的は、サッカー部に所属することにより、女子からもてることや学校でのランクを上げることでした。
サッカーの練習よりも、練習後彼女と会うことに力を注いでいるように感じました。
 サッカー以外も同様です。私は、高校・大学時代に司馬遼太郎作品をほぼ読破し、京都・長崎・萩・東京等歴史上の場面が作られた場所にも足を運びました。
歴史が好きという友人や教師等もいましたが、話が合うことはありませんでした。
知的に見せるために言っているだけなのか、司馬遼太郎友の会に入っている空気感を味わいたいだけかのように感じていました。
 決して他者を批判したいわけではありません。しかし、どこにいても、誰といても常に「何か違うんだよな。」という思いを感じていたことが私の10代・20代前半でした。ただ、その違和感が力となり、現在の自分を構築していることも確かな事実です。
 違和感を感じたら、その違和感を分析し、自らの将来のプランを作ることが大切です。
違和感には多くのヒントが隠されています。