「聞けよ、牛島。俺は、自分の選択が間違いだと思った事は一度も無いし、俺のバレーは、何一つ終わっていない。取るに足らないこのプライド、絶対に覚えておけよ。」
「‥俺は、全員倒す。覚悟しとけ!」
『ハイキュー』及川徹の宣戦布告です。
夢や願いを叶える為に、必要な事は何でしょうか?
遺伝・努力・住む場所等、その要因は多岐に渡ります。
しかし、遺伝は生まれつき決まっており、住む場所も子ども時代は親が決め、また、住む場所には経済的な壁も存在ます。
さらに「努力出来るのか、出来ないのか」も、実は遺伝により殆ど決まっています。
今日は、誰もが出来る夢や願いを叶える事が出来る、否、夢や願いに近づく事が出来る方法を「心理学」と「物理学」の視点から紹介します。
「物理学」において「波」と「粒子」は古典物理学の2つの重要な概念で、ほとんど全ての物理現象は「波」または「粒子」に関係づけられます。
「波」は空間を伝わる現象で、回折や干渉を起こすことができます。
これに対し「粒子」は、空間中に存在する実体です。
光やX線などのように「波」であるだけでなく「粒子」でもあるものも存在します。
アインシュタインは、光は「粒子(光子:フォトン)」であり、光子の流れが「波」となっていると考えました。
また、フランスの物理学者ド・ブロイは、電子等の「粒子」が「波動性」を持つのではないかと考え「粒子」も光のように二重性があるのではないかという考えをもちました。
「量子力学」によると、光だけでなく、世界を構成するあらゆる物が「粒子」であるとともに「波」の性質も備えていると考えられています。
「波」は、観察する事が出来ません。つまり、目に見えないのです。
「粒子」は、観察する事が出来ます。つまり、目に見えるのです。
物質を構成する基本的な「粒子」である「素粒子」は、観測されるまでは「波」の性質を持ち、観測されると「粒子」になるという二重性があります。
☆意識・思考・感情:波の性質
☆行動・物質・現実:粒子の性質
意識・思考・感情等は、目に見えない為「波の性質」を、持ちます。
行動・物質・現実等は、目に見える為「粒子の性質」を、持ちます。
ここで「素粒子」が、観測される事で「波の性質」から「粒子の性質」になる事を、応用します。
つまり、意識・思考・感情等の目に見えないものが、観測されると、現実化するのです。
この「量子力学」の法則を、夢や願いを叶える事に、応用すると、目には見えない意識・思考・感情等を、観測可能な状態にすれば、その夢や願いは現実化するという事になります。
①意識を向ける
例:住みたい理想の家に意識を向ける
②イメージが湧く
例:静観な住宅街に建つ一戸建ての家をイメージする
③思考が働く
例:静観な住宅街に家を建てるにはどうしらいいのか?どの位貯金をすればいいのか?
④具体的な行動を明確にする
例:静観な住宅街に家を建てるにはどの位お金が掛かるのか見積りをする
⑤行動する
例:毎月10万円貯金をする
これが、夢や願いを叶える為に、必要となるプロセスです。
このプロセスに対し、仮説と検証を繰り返していく事により、夢や願いを現実化していく、否、夢や願いに近い状態にしていく。
最初は、ほざくだけの威勢の塊でも、若くて無様でもいいのです。
親ガチャに当たった政治家や経営者の子どもではない、自らの力で、のし上がってきた実力者達も、若き日は、皆、ほざくだけの威勢の塊だったはずです。
夢や願いを、本当に叶えたいのであれば、まずは、口にする事をお勧めします。
夢や願いをすぐに叶える事は出来ませんが、口に出したのであれば、夢や願いに辿り着く過程で、結果を出していく必要があります。
殆どの人が、年齢を重ねるうちに、ほざくだけの威勢の対象が、夢や願いから、悪口や批判・他人の失敗に変化してしまいます。
どちらがカッコいいかは、その背中に刻まれます。